<ミャンマー映画祭2015開催プレイベントのご案内>
上智大学アジア文化研究所主催「旅するアジア」講演会 「映画で繋がる日本とビルマ」
上映作品:1935年合作第一号映画『にっぽんむすめ』日本語字幕付 (解説あり)
2015年最新合作映画『Passage of Life』(ダイジェスト版)
解 説:三井 優(ミャンマー映画祭実行委員代表)
根本 敬(上智大学教授)
開催日時:2015年10月21日(水)16時30分開場 17時開始、 19時30分終了(予定)
会 場:上智大学中央図書館8階L-821
(図書館1階正面玄関からお入りの際、担当職員に講演会出席の旨をおっしゃってください)
入場無料:事前予約不要
※上智大学構内アクセスマップhttp://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
上智大学でのイベント・ポスター
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<イベント情報のご案内>
タイトル:「映画から読み解くミャンマー」
上映作品:「あの世へ1.4キログラム」2009年作品105分
開催日時:11月11日(水曜日)
開催会場:東京外国語大学府中キャンパス104講義室
入 場:15:50
上映開始:16:00
上映終了:17:45
休 憩:10分
質疑応答:18:00(作品解説含む)
終 了:19:00
※入場無料事前予約不要
主 催:東京外国語大学ビルマ語教室
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
http://www.tufs.ac.jp/access/
共 催:社会国際貢献情報センター
ミャンマー映画祭実行委員会
協 力:日本・ミャンマー映画制作委員会2015
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早稲田大学連続講座全3回は全て終了致しました。
ご参加して頂いた皆様に厚く御礼を申し上げます。
続いて、10月、11月にかけて上智大学、東京外国語大学、長崎大学、大阪大学で順次、ミャンマー映画上映と講演を行います。
ミャンマー映画祭2015の開催、会場と日時の詳細はしばらくお待ち下さい。後日発表致します。
題名: ミャンマー映画上映|連続講座『表象化するミャンマー』最終回
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無料公開講座 第3回(最終回) 7月18日
『にっぽんむすめ』から観る日緬交流
今昔
【講座概要】
ミャンマーでは本年秋に実施予定の国政選挙の動向が注目を集めています。この選挙を観察するために、昨今のミャンマーをめぐる政治・経済的テーマが多く挙げられています。テイン・セイン大統領が進める民主化政策、民主化の象徴としてのアウン・サン・スーチー女史、東南アジア最後の経済的フロンティアとして各国企業の進出、中国のインド洋進出の足がかり、いまなお続く少数民族の自立をめぐる闘争など、さまざまなテーマです。これらを理解するには、背後にあるミャンマー社会の状況やその歴史性に注目しなければならないでしょう。早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築」では、2007年から日本で初めてミャンマー映画祭を開催した三井優氏、今年度末に公開予定の日緬共同制作映画『Passage
of
Life』の日本・ミャンマー映画制作委員会2015と共に、3回連続講座を実施いたします。各回ミャンマー映画上映に引き続き、講演会あるいはトークセッションを開催し、各分野に関係する方をお招きします。
【開催場所】
早稲田大学 早稲田キャンパス14号館501教室
※早稲田キャンパスへのアクセス→<http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus>
※早稲田キャンパス構内図→<http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf>
中央部、14番の建物5階が会場
【上映作品】
日緬初合作『にっぽんむすめ(1935)』<日本語字幕付>
解説:日本にやって来た冒険家兄弟。兄はビルマの飛行家、弟は助手。世界初となる東京・ラングーン(当時ビルマの首都)間、無着陸単独飛行を成し遂げようとビルマ国民の絶大なる期待を受けて来日したのである。しかし目的を達成するまでには様々な困難が待ち受ける。飛行訓練中の事故、日本人女性との恋愛、失った愛機を取り戻すための賞金稼ぎカーレース出場と波乱が次なる波乱を巻き起こす。その成功の陰には日本とビルマの熱い架け橋があった。
日緬合作最新作『Passage
of
Life(2015)』<ダイジェスト版>
解説:日本に住むミャンマー人家族を主人公として、日本とミャンマーを舞台に紡がれるフィクションドラマ。ミャンマー政府の正式な許可を得て、昨年11~12月に日本とミャンマー両国にて撮影を行った。
【講演者】
田辺寿夫氏 (略歴)ジャーナリスト。大阪外国語大学(現大阪大学)ビルマ語学科卒業1966~2003年でNHKにてビルマ語ラジオ番組の制作を担当。
長く日本とミャンマーの関係に関わり、上映される映画『にっぽんむすめ』に関して、戦後行方不明だったフィルムの再発見に立ち会い、その後存命中のウ・ニィプ監督とその奥さん鈴木孝子さんにインタビューをされた経験を持つ。
【座談会(登壇者)】
田辺寿夫氏(ジャーナリスト)
三井優代表(ミャンマー映画祭実行委員会)
藤元明緒監督(映画『Passage
of
Life』)
【参加費】
無料(どなたでも参加できます)
【参加申込】
Facebookイベントページにて申込み
もしくは、メールアドレスにて申込み(jm.eiga2015@gmail.comまで氏名・所属・連絡先を明記の上ご連絡下さい。)
【開催日】
7月18日(土)
【スケジュール】
14:00~開始 (開場:13:30~)
ご挨拶及び上映作品の説明
三井優(ミャンマー映画祭実行委員会代表)
14:10~上映:
映画『にっぽんむすめ』(85分)上映
15:35~休憩
15:45~講演: 田辺寿夫(ジャーナリスト)
テーマ「『にっぽんむすめ』とわたし」
16:15~上映: 映画『Passage of
Life』ダイジェスト版上映(15分)及び映画について(5分)
渡邉一孝(『Passage of Life』プロデューサー)
藤元明緒(『Passage of Life』監督)
16:35~座談会(25分)
テーマ「日本とミャンマー 今昔」
登壇者:田辺寿夫、三井優、藤元明緒
17:00~質疑応答(30分)
17:30 終了予定
司会:峯田史郎(早稲田大学地域・地域間研究機構)
■主 催:早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」・ミャンマー映画祭実行委員会2015
共 催:長崎大学多東アジア共生プロジェクト
協 力:日本・ミャンマー映画制作委員会2015
(ミャンマー映画祭Facebookページ:https://www.facebook.com/MyammarFilmFestival?fref=ts)
早稲田大学連続講座第2回開催(6月20日)は終了いたしました。
早稲田大学連続講座全3回 「表象化するミャンマー」
第2回講座開催
6月20日(土)
【当日スケジュール】
13:30〜 開場
14:00〜 開始
ご挨拶、講座及び映画について
14:10〜 映画上映
16:05〜 休憩時間
16:15〜 講演及び座談会(参加者からの質疑を交えて)
テーマ「映画産業をとりまく政治状況」「男女
の違いと社会的役割の変化」モデレーター:森川裕二(長崎大学多文化社会学 部准教授)
登壇者:テッテッヌティー、金子テインギウィン、コーラット(順不同)
17:00~ 質疑応答
17:30~ 終了予定
※講師紹介:森川裕二(長崎大学多文化社会学部准教授)
専門は東アジアの国際関係、国際政治学の方法と理論。2006年早稲田大学21世紀COE「現代アジア学の創生」研究員。2010年富山大学特命助教を経て、2014年4月より現職。博士(学術、早稲田大学)。著書に、『東アジア共同体の構築4図説:ネットワーク解析』(2006年、岩波書店)『東アジア地域形成の新たな政治力学リージョナリズムの空間論的分析』(2012年、国際書院)など。
■主催:
早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」(HP: http://www.waseda.jp/prj-oasrunasia/)
ミャンマー映画祭2015実行委員会
(HP:
http://cinema.888j.net/)
■共催:
長崎大学東アジア共生プロジェクト
■協力:
日本・ミャンマー映画制作委員会2015
→上映作品の詳しい内容や今後の講座の予定を知りたい方は、下記を参照下さい。
ミャンマー映画祭Facebookページ:https://www.facebook.com/MyammarFilmFestival?fref=ts
またはこのページのお問い合わせボタンから
早稲田大学連続講座全3回「表象化するミャンマー」第1回目終了。
ミャンマー映画から観る農村部の暮らしと仏教について「あの世に1.4キログラム」上映と土佐桂子東京外国語大学教授の講演と討論会を実施しました。
ミャンマー映画祭2015、秋の開催に向けて下記のイベントを実施いたします。
【イベント名】
ミャンマー映画上映 連続講座『表象化するミャンマー』(全3回)
第1回「ミャンマー映画から観る農村部の暮らしと仏教」
【日時】
5月23日(土)
開場:13時30分 開始:14時~ 終了予定:17時30分
【開催場所】
早稲田大学 早稲田キャンパス14号館501教室
※早稲田キャンパスへのアクセス→<http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus>
※早稲田キャンパス構内図→<http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf>
中央部、14番の建物5階が会場。
【上映作品】
映画『あの世へ1.4キログラム』(緬、2009年)
解説:まだ民政移管が行われる前のミャンマーの農村部。素朴な生活日常が描かれる中、仏教徒としての教理に生きる人々が現実とユートピアを思い知る。原題の直訳は「善は1グラム、悪は1.4キログラム」。そこに込められた意味とは・・・?
【当日の流れ】
13:30~ 開場
14:00~ 開始 ご挨拶・講座および映画についてのご説明
14:15~ 上映:映画『あの世へ1.4キログラム』(105分)
16:00~ 休憩(15分)
16:15~ トーク [映画から観る農村部の暮らしと仏教]
ゲスト ✖️ 三井優(ミャンマー映画祭)
17:00~ 質疑応答
17:30~ 終了
【参加費】
無料
【参加申込み】
資料作成等のため、事前に申込をされますようお願いいたします。
↓申込み方法↓
Facebookイベントページにて申込み
もしくは、メールアドレスにて申込み
(jm.eiga2015@gmail.comまで氏名・所属・連絡先を明記の上ご連絡下さい。)
■主催: 早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト
「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」
(HP: http://www.waseda.jp/prj-oas-runasia/)
ミャンマー映画祭実行委員会2015
(HP: http://cinema.888j.net/)
■協力: 日本・ミャンマー映画制作委員会2015【上映作品】
映画『あの世へ1.4キログラム』(緬、2009年)
解説:まだ民政移管が行われる前のミャンマーの農村部。素朴な生活日常が描かれる中、仏教徒としての教理に生きる人々が現実とユートピアを思い知る。原題の直訳は「善は1グラム、悪は1.4キログラム」。そこに込められた意味とは・・・?
【当日の流れ】
13:30~ 開場
14:00~ 開始 ご挨拶・講座および映画についてのご説明
14:15~ 上映:映画『あの世へ1.4キログラム』(105分)
16:00~ 休憩(15分)
16:15~ トーク [映画から観る農村部の暮らしと仏教]
ゲスト ✖️ 三井優(ミャンマー映画祭)
17:00~ 質疑応答
17:30~ 終了
【参加費】
無料
【参加申込み】
資料作成等のため、事前に申込をされますようお願いいたします。
↓申込み方法↓
Facebookイベントページにて申込み
もしくは、メールアドレスにて申込み
(jm.eiga2015@gmail.comまで氏名・所属・連絡先を明記の上ご連絡下さい。)
■主催: 早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト
「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」
(HP: http://www.waseda.jp/prj-oas-runasia/)
ミャンマー映画祭実行委員会2015
(HP: http://cinema.888j.net/)
■協力: 日本・ミャンマー映画制作委員会2015
【上映作品】
映画『あの世へ1.4キログラム』(緬、2009年)
解説:まだ民政移管が行われる前のミャンマーの農村部。素朴な生活日常が描かれる中、仏教徒としての教理に生きる人々が現実とユートピアを思い知る。原題の直訳は「善は1グラム、悪は1.4キログラム」。そこに込められた意味とは・・・?
【当日の流れ】
13:30~ 開場
14:00~ 開始 ご挨拶・講座および映画についてのご説明
14:15~ 上映:映画『あの世へ1.4キログラム』(105分)
16:00~ 休憩(15分)
16:15~ トーク [映画から観る農村部の暮らしと仏教]
ゲスト ✖️ 三井優(ミャンマー映画祭)
17:00~ 質疑応答
17:30~ 終了【上映作品】
映画『あの世へ1.4キログラム』(緬、2009年)
解説:まだ民政移管が行われる前のミャンマーの農村部。素朴な生活日常が描かれる中、仏教徒としての教理に生きる人々が現実とユートピアを思い知る。原題の直訳は「善は1グラム、悪は1.4キログラム」。そこに込められた意味とは・・・?
【当日の流れ】
13:30~ 開場
14:00~ 開始 ご挨拶・講座および映画についてのご説明
14:15~ 上映:映画『あの世へ1.4キログラム』(105分)
16:00~ 休憩(15分)
16:15~ トーク [映画から観る農村部の暮らしと仏教]
ゲスト ✖️ 三井優(ミャンマー映画祭)
17:00~ 質疑応答
17:30~ 終了
【参加費】
無料
【参加申込み】
資料作成等のため、事前に申込をされますようお願いいたします。
↓申込み方法↓
Facebookイベントページにて申込み
もしくは、メールアドレスにて申込み
(jm.eiga2015@gmail.comまで氏名・所属・連絡先を明記の上ご連絡下さい。)
■主催: 早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト
「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」
(HP: http://www.waseda.jp/prj-oas-runasia/)
ミャンマー映画祭実行委員会2015
(HP: http://cinema.888j.net/)
■協力: 日本・ミャンマー映画制作委員会2015
【上映作品】
映画『あの世へ1.4キログラム』(緬、2009年)
解説:まだ民政移管が行われる前のミャンマーの農村部。素朴な生活日常が描かれる中、仏教徒としての教理に生きる人々が現実とユートピアを思い知る。原題の直訳は「善は1グラム、悪は1.4キログラム」。そこに込められた意味とは・・・?
【当日の流れ】
13:30~ 開場
14:00~ 開始 ご挨拶・講座および映画についてのご説明
14:15~ 上映:映画『あの世へ1.4キログラム』(105分)
16:00~ 休憩(15分)
16:15~ トーク [映画から観る農村部の暮らしと仏教]
ゲスト ✖️ 三井優(ミャンマー映画祭)
17:00~ 質疑応答
17:30~ 終了
【参加費】
無料
【参加申込み】
資料作成等のため、事前に申込をされますようお願いいたします。
↓申込み方法↓
Facebookイベントページにて申込み
もしくは、メールアドレスにて申込み
(jm.eiga2015@gmail.comまで氏名・所属・連絡先を明記の上ご連絡下さい。)
■主催: 早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト
「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」
(HP: http://www.waseda.jp/prj-oas-runasia/)
ミャンマー映画祭実行委員会2015
(HP: http://cinema.888j.net/)
■協力: 日本・ミャンマー映画制作委員会2015【上映作品】
映画『あの世へ1.4キログラム』(105分、2009年)
解説:まだ民政移管が行われる前のミャンマーの農村部。素朴な生活日常が描かれる中、仏教徒としての教理に生きる人々が現実とユートピアを思い知る。原題の直訳は邦訳不可、意味としては「善は1グラムしか行わず、悪は千倍以上行うという」戒めの言葉が由来。そこに込められたものとは?
【当日の流れ】
13:30~ 開場
14:00~ 開始 ご挨拶・講座および映画についてのご説明
14:15~ 上映:映画『あの世へ1.4キログラム』(105分)
16:00~ 休憩(15分)
16:15~ 演題「ミャンマーにおける上座仏教:政治 文化 宗教の関わり」
ゲスト講師 土佐桂子(東京外国語大学教授)
※略歴:現職、東京外国語大学総合国際学研究院(国際社会部門)教授
大阪外国語大学および大学院修士課程、総合研究大学院大学(国立民族学博物館付属)博士課程修了、文学博士
著作に『ビルマのウェイザー信仰』(2000年)、共著には『ものとくらしの植物誌:東南アジア大陸部から』(落合雪野、白川千尋編)(2014年)、Champions
of Buddhism: Weikza Cults in Contemporary Burma, Bénédicte Brac de la Perrière,
Guillaume Rozenberg and Alicia Turner eds.
(2014年)『ミャンマー政治の実像:軍政23年の功罪と新政権のゆくえ』(工藤年博編)(2012年)等、翻訳にはアウンサンスーチー『ビルマからの手紙』等がある。
17:00~ 質疑応答
〜17:30 終了
【参加費】
無料
【参加申込み】
資料作成・会場整理等のため、事前に申込みをお願いいたします。
↓申込み方法↓
本ページ上部のお問い合わせボタンより申込み
Facebookイベントページにて申込み
もしくは、メールアドレスにて申込み
(jm.eiga2015@gmail.comまで氏名・所属・連絡先を明記の上ご連絡下さい。)
【以後の予定 第2回 第3回】
第2回:6月20日(土曜日)
13時30分開場14時開始、終了17時30分予定
=現代ミャンマーの恋愛映画=
映画『彼女にバレないように』(115分/2012年)日本語字幕
解説:主人公の若者、タウンジは無職でお寺に居候する身分。あるとき酔って道端で眠っていると、車上強盗に遭っている女性を見つけ助ける。彼女を強盗から助けたことが縁でタウンジは仕事にありつけた。彼女は会社の重役だったのだ。働くことになったタウンジだが、次々と騒動がおこる。タウンジはふつうの若者ではなかった。サスペンスタッチではじまるこの作品の主人公はミャンマー映画界若手ナンバーワンのネイトウが演じる。相手役の女性重役にはベテラン女優のエインダラチョウジンが活躍。二人の息のあった台詞劇がみどころ。
第3回:7月18日(土曜日)
13時30分開場14時開始、終了17時30分予定
=日緬初の合作映画=
映画『にっぽんむすめ』(85分/1935年)日本語字幕
解説;日本にやって来た冒険家兄弟。兄はビルマの飛行家、弟は助手。世界初となる東京・ラングーン(当時ビルマの首都)間、無着陸単独飛行を成し遂げようとビルマ国民の絶大なる期待を受けて来日したのである。しかし目的を達成するまでには様々な困難が待ち受ける。飛行訓練中の事故、日本人女性との恋愛、失った愛機を取り戻すための賞金稼ぎカーレース出場と波乱が次なる波乱を巻き起こす。その成功の陰には日本とビルマの熱い架け橋があった。
*各回ゲスト講師による作品背景やミャンマー(ビルマ)事情についてのトークを予定しています。第3回目の講座後、現在製作中の最新日緬合作映画『Passage of Life』のダイジェスト版上映(15分程度)をいたします。
<日緬初の合作映画『にっぽんむすめ』上映の経緯>
映画『にっぽんむすめ』は1935年に日本とミャンマー(当時はビルマ)が協力して製作された日緬合作の第1号映画です。作品を観てみると、制作当時が無声からトーキー映画に移り変わる初期にあたることもあり制作での苦労が偲ばれます。また同時に、本作の俳優であり監督のウ・ニィプが、初めて日本の地を踏み母国との違いに感激と驚きを抱かれたことと想像しながら、日本という国を理解しようとする、そのみずみずしい感性が窺えます。
日本が第2次世界大戦に敗れ、連合国軍総司令部により無数の映画フィルムが接収された中にこの作品も含まれ、半世紀以上行方不明でした。その後、作品は1990年代に偶然のように発見され、国立フィルムセンターによる修復を経て、ミャンマーで存命中の監督ウ・ニィプのもとにビデオテープが手渡されたのです。さらに、ミャンマーの映画機構によってビデオテープのDVD化が行われ、この度、ミャンマー映画祭実行委員会での上映許可を得ることができました。(今回の上映に当たり、音声レベルの微調整と日本語字幕を付し可能な限り視覚効果に有効な配慮を行っています。それでもいくつかのコマが消失し一瞬の中断などがあることをご容赦下さい。
)ミャンマー映画祭実行委員会としましても、今回が映画『にっぽんむすめ』の初めての上映となります。奇跡のような、また不思議な縁を感じながら、ようやく皆さまにお見せできますことを大変嬉しく思っております。どうぞ、ご鑑賞ください。
主催:早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」 / ミャンマー映画祭2015 実行委員会
共催 : 長崎大学東アジア共生プロジェクト
協力:日本・ミャンマー映画制作委員会2015
関連情報
⭐︎早稲田大学地域・地域間研究機構IASプロジェクト
「アジア地域のネットワーク解析研究拠点構築(RUNASIA)」→ http://www.waseda.jp/prj-oas-runasia/
⭐︎映画『Passage of
Life』 → http://www.passage-of-life.com , https://www.facebook.com/passage.of.life.2014
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